住宅着工3ヵ月連続増 東北・9月持ち家6県でプラス

 東北6県で9月に着工した住宅は3387戸で、前年同月を1.9%上回ったことが国土交通省のまとめで分かった。微増ながら、3カ月連続で着工総数が前年同月を上回った。
 県別の着工戸数は表の通り。前年同月比では青森、宮城、福島が上昇、他の3県が減少し明暗が分かれた。
 住宅の形態別では、持ち家が2105戸で22.7%の大幅増となり、3カ月連続で前年同月を上回った。6県すべてがプラスで、上昇幅は宮城の34.9%が最も大きかった。
 分譲は28.1%増の269戸で、5カ月連続の前年同月超え。うち一戸建ては227戸で、8.1%伸びた。
 ただ、貸家については28.2%の大幅減となり、3カ月ぶりに減少に転じた。
 全国の着工総戸数は7万1998戸。前年同月比は17.7%増で、微増にとどまった東北との違いが際立った。

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