プロ野球の横浜(現DeNA)や大リーグのマリナーズで抑え投手として活躍した佐々木主浩氏(44)が、母校の東北福祉大硬式野球部の臨時コーチに就任することが23日、分かった。佐々木氏は、仙台六大学野球秋季リーグが開幕する8月末ごろから月に数回、部員を指導する。
佐々木氏は仙台市出身。野球部の先輩で今月に総監督に就任した阿部靖彦氏から臨時コーチ就任を要請され、快諾した。臨時コーチ就任は、同大が加盟する仙台六大学野球連盟に申請し、認められれば問題はないという。通常のコーチと異なり、リーグ戦などの公式戦でベンチ入りはできない。同野球部の菅本昭夫副部長は「佐々木氏はコーチの経験はないが、選手にとって一流選手の指導や言葉には、必ず得るものがある」と期待していた。