保険料率、最高で11・5%に 17年度、協会けんぽ試算

中小企業の従業員や家族ら約3480万人が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は2日、現行制度を維持した場合、17年度の全国平均の保険料率(労使折半)が12年度の10・0%から最高で11・5%に上昇するとの試算を発表した。75歳以上の医療費を賄うために支払っている支援金が増えることなどが原因。政府に、給与水準が高い大企業の支援金負担を増やすことなどを求めており、来年度予算編成の焦点の一つとなる。

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