修学旅行は被災地へ 国交相に3県おかみPR

東日本大震災被災地の岩手、宮城、福島3県で宿泊施設を営むおかみ4人が24日、国土交通省を訪れ、太田昭宏国交相と懇談した。被災地の観光業の復興状況を説明し、修学旅行客の誘致などによって観光振興を図る考えを伝えた。
観光庁が今月10日、宮城県南三陸町で3県のおかみと意見交換会を開いた縁で実現した。同町の南三陸ホテル観洋の阿部憲子さんは「被災地への修学旅行は、社会性を伸ばすことにつながるはず。美しい自然があり、温泉にも特色もある」などとアピールした。
太田氏は「大変な被害を受けた被災地を訪れることは(子どもたちの)勉強になる。東北の観光復興を本格的に支援したい」などと応じた。

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