倦怠感、腰痛、イライラ…PMSの症状で悩んでいるのは30代が最多

美容や健康の情報メディア『Kirei Style』を運営する株式会社ビズキ(東京都渋谷区)は、このほど「PMS」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、約3人に1人が「イライラや怒りっぽさ」で悩んでいることがわかりました。また、PMSの症状で悩んでいる年代は30代が最多となったそうです。

調査は、全国の20〜59歳の女性2000人を対象として、2024年10月にインターネットで実施されました。

PMSとは、月経前症候群(Premenstrual Syndrome)のことで、月経の約3〜10日前から始まる精神的・身体的な不調を指します。この「PMS」について聞いたところ、全体の66.7%が「何かしらのPMSの症状がある」と回答。

そこで、「普段、どのようなPMSの症状でお悩みですか」と尋ねたところ、「イライラや怒りっぽさ」(29.5%)が最も多く、次いで「体のだるさ、倦怠感」(26.4%)、「腰痛や下腹部の張り」(23.5%)が続きました。

PMSの症状で悩んでいる人を年代別に見ると、「30代」(76.6%)が最も多く、次いで「40代」(74.2%)、「20代」(73.8%)、「50代」(42.4%)と続きました。

同社は、「30代では女性ホルモンの分泌量がピークを迎える時期であるため、このホルモンバランスの変動がPMSの症状を強める一因となっている可能性があります。また、出産を経験する女性が増える年代で、出産後にホルモンバランスが大きく変動し、PMSの症状が変化したり強くなったりしている人が多い可能性がうかがえました」とコメントしています。

さらに、子どもの有無別で見ると、多くの症状で「子どもなし」の人のほうが上回る結果となり、特に「肌荒れやニキビ」(子ども有25.0%、子ども無14.8%)、「憂鬱感や気分の落ち込み」(同22.4%、同14.7%)では約10ポイントの差が見られました。

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【出典】
▽Kirei Style

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