2007年02月27日00時32分
和歌山県は26日、同県東牟婁郡の40代女性が、健康食品のカプセルを飲用した後に重いアレルギー症状を起こし、一時意識不明になったとして、厚生労働省に報告するとともに、予防の観点から製品名を公表した。杉花粉を原料とした加工食品「パピラ」で、製造・販売者は「健森」。厚労省は、アレルギー症状の緩和を目的としている製品であることから、薬事法違反の疑いもあるとして調べている。女性は快方に向かっている。
県や厚労省によると、女性は23日夜、パピラ1カプセルを飲んでテニスをしたところ、約30分後に全身にじんましんが出た。医療機関で診察中にのど内部が膨張して気管が圧迫され、意識不明になった。診察した医師が「(この食品を)摂取したのが原因とみられる」と診断したという。
山形県が立ち入り調査へ 健康食品でアレルギー症状
2007年02月27日12時22分
和歌山県内の女性が健康食品を飲用してアレルギー症状を起こした問題で、山形県は27日、この食品を製造・販売した健森(山形市深町2丁目)に薬事法違反(広告違反)の疑いもあるとみて立ち入り調査を実施すると発表した。同日午前、県職員が健森の事務所を訪れたが、担当者がいなかったため調査に入れなかった。
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