22~23日放送の「24時間テレビ」(日本テレビ系)は平均世帯視聴率が歴代19位タイの15・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。昨年の16・5%からは微減したものの、コロナ禍の開催とあっては無事に大団円を迎えた。しかし、まだ24時間テレビは終わっていない。
会場も無観客とし、目玉の公道チャリティーマラソンもなし。これまでなら一列に並んでいたパーソナリティーもソーシャル・ディスタンスに配慮した立ち位置をとるなど、新型コロナへの感染予防対策を取った24時間テレビ。
「全キャスト、全スタッフを対象にPCR検査を複数回実施するなど、それだけでも費用は2億円以上かかったといわれています。もちろん局員でも番組関係者以外は会場に立ち入ることはできませんでした」と芸能事務所関係者。
万全の対策のなか、放送は無事ラストを迎えたが、まだ気が抜けない状況が続いている。
「これから1~2週間で感染者が出ないかどうか気が抜けません。逆にここからが勝負。まだ24時間テレビが終わったわけではないのです。それがこれまでとは大きく違うところです」と同局関係者。