働く女性ターゲット ダイエー仙台店が改装オープン

改装を進めていたダイエー仙台店(仙台市青葉区中央)は3日、リニューアルオープンした。13年ぶりの全館改装。市中心部に住む比較的若い世代の働く女性層をターゲットに据え、化粧品や婦人服、総菜の各売り場を拡充した。
 午前9時の開店を前に、入り口には約1200人が行列をつくった。店頭で紅白まんじゅうを配るとともに、和太鼓の演奏などで新装開店ムードを盛り上げた。
 改装は働く女性向けに1階の化粧品売り場のスペースを2割拡大。靴下やタイツ類のコーナーも従来の2.5倍に広げた。地下2階の食品売り場は地場商品の品ぞろえを増やし、単身者向けに小分け商品の取り扱いを強化した。
 最上階の8階には昨年末で撤退したベスト電器の後継テナントとしてダイエー子会社の書店「アシーネ」が入った。館内のほとんどの照明を発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、使用電力量の削減も図った。仙台店は「化粧品やおしゃれ雑貨の強化で、20代、30代女性の利用をより増やしたい」と話す。

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