ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟にまつわる過去の「暴露本」の価格が高騰し続けているという。
「ジャニーズに所属していた人物による暴露本は、1988年出版の『光GENJIへ 元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』(北公次著・データハウス)、96年出版の『ジャニーズのすべて 少年愛の館』(平本淳也著・鹿砦社)などが有名ですが、ほとんどが絶版扱いで入手困難になっている。それでも今回の騒動で読んでみたいという人が急増し、価値がハネ上がっているというわけです」(芸能ライター)
暴露本の中でも人気なのが、木山将吾氏の著書『SMAPへ そして、すべてのジャニーズタレントへ』(鹿砦社)だといい、2005年発売の同書もすでに絶版となっているが、定価1,257円の本がメルカリでは3万円で売れたケースも確認されているとのこと。
「著者の木山氏は、『さくら隊・予備軍』というグループに所属。光GENJIの一員としてのデビューも約束されていたそうですが、ジャニー氏からの性加害に耐えきれずに退所した。そんな木山氏の本は細かい描写への評価が高く、とりわけ高騰しているのです」(同・ライター)
出版当時、木山氏本人にインタビューしたというベテランの芸能記者は
「子を持つ親となった彼は、黙っているわけにはいかないという決意に満ちていました。彼は、女性ホルモンの注射を打たされていたとも話していましたからね。当時のジャニーズに、肌がツルツルで身長や体つきが小さい子が多かったのはそのせいじゃないか、と…。超人気グループのKが、筋トレで鍛えるなどして〝ジャニー氏の好み〟とは真逆の体に仕上げ、身を守っていたというエピソードもあるそうです」
と語っていると「週刊実話WEB」が報じている。