光人気都市、京都が2年連続で世界一 米の著名誌発表

米国の有名旅行雑誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」は7日、同誌が行う2015年の世界人気都市ランキングで、京都市が昨年に続いて1位になったと発表した。
世界の観光動向にも影響があるとされる同誌のランキングで、2年連続の「世界一」を獲得したことにより、国際的な注目度の高まりや外国人観光客の増加につながりそうだ。
同誌は北米の富裕層向けに月100万部発行。ランキングは読者投票を基に「風景」や「文化・芸術」、「レストラン・食べ物」など6項目で採点しており、京都市は計91・22点でトップだった。
市は今回の高評価について、屋外広告物の規制による街並み改善や、公衆無線LAN拡大など外国人観光客の受け入れ環境整備が要因の一つとみている。
門川大作市長は「社寺や事業者、市民と一丸で観光振興策を展開した。こうした成果を今後、経済活性化や市民生活の向上、安定した雇用に結びつけたい」と話している。
表彰式は23日に米国ニューヨークであり、市幹部が出席する予定。

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