免疫力の低下 実感する年齢は45.3歳

40~60代の中高年が、免疫力が低下したと実感する“低下年齢”は45・3歳-。サントリー健康科学研究所(大阪府島本町)が今年9月、40~60代の男女各600人を対象に行った調査でこんな結果が出た。
 調査結果によると、最も免疫力が高いと感じる年齢は「20代」とした人が最も多く、平均26・6歳。逆に免疫力が低下したと実感する年齢は「40代」で、平均45・3歳だったが、27・3%の人が低下を実感していないとした。
 免疫力の低下原因と思うものは、「加齢」77・1%のほか、「運動不足」54・2%や「睡眠不足」51・4%といった生活習慣が多数。「ホルモンバランスの低下」は男性32・5%に対し、女性は58・8%。逆に「仕事などのストレス」は男性が49・5%で、女性の37・5%より多かった。
 免疫力アップのために行動しているのは全体の23・1%にとどまり、男性18・7%、女性27・5%と男女差がみられた。取り組んでいる内容として「3度の食事を規則正しくとる」(40・4%)▽「よく寝る」(30・4%)▽「野菜をたくさん食べる」(29・6%)-がベスト3だった。

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