全国のタクシーが年度内に行う減車、休車の申請台数が、昨年10月から今年9月末までで登録台数の4%に当たる1万2000台に達したことが4日分かった。
景気低迷の中で、余剰車両が客の奪い合いにつながっているとして国交省が問題視しており、業界が対応したものだ。
国交省によると、タクシーの台数がもっとも多い東京都の削減の申請は、登録台数の約17%にあたる4136台に上った。これに対し、愛知県では、9月末時点で登録台数の1割弱の921台にとどまっている。
利用者にとっては、急激な削減によるサービス低下などの可能性もある。