全国の選挙に出馬「羽柴秀吉」こと三上誠三氏が死去

「羽柴秀吉」などの名で東京都知事選や大阪府知事選など全国の選挙に相次いで出馬し、話題になった三上誠三氏が11日、肝硬変のため青森県五所川原市内の病院で死去した。

65歳。通夜は16日午後6時、葬儀・告別式は17日午前11時、同市金木町菅原367の1、金木公民館で。喪主は妻、澄子(すみこ)さん。

建設会社や観光会社を経営するかたわら都知事選や大阪府知事選、衆院選などに出馬。いずれも落選したが、よろい甲姿のパフォーマンスなどでたびたび注目を集めた。

平成19年の北海道夕張市長選では善戦して次点に。23年にも同市長選に出馬し、「石炭の露天掘り」など独自の政策を打ち出したが、次々点で敗れた。

同年、大阪府知事選にも立候補を一時表明したが、病気を理由に辞退した。

親しい住職に「戦国武将・豊臣秀吉の生まれ変わりだ」と言われて以降、羽柴秀吉を名乗るようになったと説明。所有するホテルが国会議事堂の形をしていたり、自宅が城の形をしていたりしたことでも話題になった。

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