全国住みよさランキング 富谷45位、県内トップ 安心度や利便度評価

東洋経済新報社(東京)が各種公的な指標を基に自治体の住みやすさを順位付けした最新の「住みよさランキング2021」が16日、インターネット上で発表され、富谷市が宮城県内でトップとなる45位に入った。
 ランキングは、全国の市と東京都内の特別区計812が対象。子ども医療費助成や水道料金、人口1人当たりの法人市民税など20の指標を偏差値にして安心度、利便度、快適度、富裕度に分類し、総合評価を決めた。
 市や同社のホームページによると、富谷市は安心度(80位)や利便度(191位)が評価された。
 富谷市は市制移行した2016年度から「住みたくなるまち日本一」をまちづくりの将来像に掲げ、20年に子どもの医療費助成の所得制限を撤廃するなど、スローガンに沿った施策や事業を打ち出してきた。
 若生裕俊市長は「市民の皆さんの協力があっての評価で、大変ありがたい。行政として改善すべき点は改め、日本一を目指しさらに努力したい」と話した。
 50位までが公表され、1位は石川県野々市市。東北では東根市が31位に入った。県内の他の市は51位以下だった。

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