兵庫で初の「そうめんサミット」 全国産地が集結

うどんやそうめん、そばなど全国の乾めん産地が集結する初の「全国そうめんサミット」が21、22日、兵庫県たつの市龍野町富永、赤とんぼ文化ホールで開かれる。13自治体に加え、23都県にまたがる企業76社が参加。乾めんの魅力を発信し、消費拡大を目指す。

たつの市、地元関係機関でつくるサミット実行委員会などが主催。そうめんの一大産地たつの市を起点に、地域と業界が一体化した振興につなげようと、初めて企画した。

21日は参加自治体とメーカーでつくる「全国乾めん産地協議会」が、特産めんづくりやPR活動などの取り組みについて意見交換。22日の記念式典でサミット宣言を発表する。

会場では両日、多彩なイベントを用意。うどん、そば、そうめんの頭文字にちなむ「USS−1グランプリ」では、60種類以上の乾めんオリジナルメニューが食べられる。

色とりどりのそうめんを流して食べる「レインボー乾めん流し」などユニークな催しも。22日午後1時から「揖保乃糸」のCMソングを歌う岩崎宏美さんのトークとライブがある。

実行委は「乾めんの良さを知ってもらい、産地の交流を通じて業界の底上げにつなげたい」としている。入場無料だが、一部イベントは有料。実行委事務局(県手延(てのべ)素?(そうめん)協同組合)TEL0791・62・0826

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