再生の地照らす「太陽」 宮城・山元の農地にヒマワリ300万本

東日本大震災で津波被害を受けた山元町沿岸部の農地で、東北最大規模となる300万本のヒマワリが楽しめる「第6回やまもとひまわり祭り」が開かれている。8日まで。

 集約整備された農業法人やまもとファームみらい野(同町)の耕作地8・2ヘクタールで、草丈100~150センチ程度の「NSクルナ」が鮮やかな黄色の花を咲かせている。期間中は無料開放され、高見台や散策路もある。来場者は2、3本を摘み取ることができる。

 1日に家族で訪れた相馬市の幼稚園児小廹(こさく)章太ちゃん(4)は「ヒマワリがいっぱい咲いていて驚いた。とてもきれい」と笑顔で話した。祭りは町が主催。農地の地力増強を目的に2018年に始まった。

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