“冬の使者” 宮城・伊豆沼のマガン

宮城県栗原市と登米市にまたがるラムサール条約登録湿地の伊豆沼・内沼に“冬の使者”のマガンが続々と飛来し、ピークを迎えている。21日早朝には、日の出とマガンを一緒に撮影できるポイントで、百数十人の野鳥ファンらがカメラを構え、盛んにシャッターを切っていた。
 伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターによると、10日現在、マガンは5万7039羽、ハクチョウも542羽を確認。日本に渡ってくる8割以上のマガンは両沼をはじめとした宮城県北部で越冬しているという。
 飛来数は年々増える傾向にあり、センターでは、「餌が豊富で繁殖がうまくいっているためではないか」と話している。

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