冬の使者、第1陣が北国から飛来 蔵王・白石川

 県南有数のハクチョウの飛来地として知られる蔵王町宮の白石川松ケ丘河川公園に20日、今季第1陣のハクチョウが北国から飛来した。越冬のため来年3月中旬ごろまで羽を休めるという。
 白石川白鳥愛護会の会員が早朝に4羽の飛来を確認し、昼ごろまでに10羽に増えた。第1陣の飛来時期は例年並み。愛護会によると、シベリアから北海道を経て白石川に到着したとみられる。
 河川公園では毎年、コハクチョウを中心に約350羽が越冬する。飛来のピークは1、2月ごろ。鳥インフルエンザ対策として2008年度に始まった餌付け禁止の措置は、今季も続けられる。

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