冬の渡り鳥触ってみて 八木山動物公園で生態学ぶ講習会

冬の渡り鳥の生態を学ぶ講習会が14日、仙台市太白区の八木山動物公園であり、参加した約20人が専門家の話を聞いたり、実際に鳥に触れるなどした。
 東北地方環境事務所仙台自然保護官事務所などの主催で、ことしで9回目。「日本雁(がん)を保護する会」の呉地正行会長(64)が、シジュウカラガンが絶滅の危機にひんした歴史や保護活動などを紹介した。
 参加者は実際にシジュウカラガンに触れ、羽の感触なども確認した。太白区の自営業高橋聡さん(51)は「苦労して取り組んだ繁殖など、多くのことを学べた」と話した。
 参加者は講習会後、大崎市に移動し、マガンやシジュウカラガンなどが餌を食べる様子やねぐら入りも観察した。

タイトルとURLをコピーしました