冷たいヨーグルトはNG!? 冬の腸内環境を整えるコツ

「腸のためにヨーグルトを食べているのに、お腹の調子がよくならない」という人はいませんか?

冬は内臓が冷えやすい時期。冷たいヨーグルトでは、逆に便秘や下痢を招いてしまうこともあります。今回は、冬の腸内環境の整え方にスポットを当ててみたいと思います。

■ヨーグルトも「食べ方」が大切

ヨーグルトには乳酸菌やカルシウムなどが豊富で、腸内の善玉菌のエサとなったり、善玉菌を増やしたりする効果が期待できます。ですが腸内ではたらく 細菌の種類や割合は人それぞれ。腸内環境や改善したい症状に合った菌を摂取することや、内臓機能を高める食べ方をすることが大切です。

“内臓の冷え”は代謝や免疫力を低下させる大きな原因の1つ。せっかく腸によい成分が含まれているヨーグルトを摂取しても、冷たいものばかりを食べていては、逆に腸のはたらきを減退させてしまうことがあるのです。

お腹が冷えて便秘や下痢に悩まされやすいという人は、ホットヨーグルトにして食べるなど、内臓を冷やさないようにする工夫を取り入れることがおすすめです。加熱すると死んでしまう菌も、腸内の善玉菌のエサになって腸内環境を整えてくれますよ。

■食べ合わせの工夫でさらに健康効果をUP!

nikkanCare.ismの過去記事「便秘解消&免疫力UP!ヨーグルトをさらに健康にする“ちょい足しレシピ”2つ」では、健康効果を高めるヨーグルトの食べ合わせをご紹介しました。粉寒天は便秘改善に、バナナは免疫力のアップにおすすめです。

また、腸内改善ラボ事務局が行った「腸ラボリサーチ」によると、人気の食べ合わせは定番のフルーツやドライフルーツ、グラノーラ、はちみつ、大豆の食物繊維たっぷりのきなこなど。最近話題のチアシードやココナッツオイル、エゴマ油を入れて食べている人もいるようです。

フルーツはビタミンやミネラルの補給に有効ですし、食物繊維の多いグラノーラやきなこは便秘改善につながります。良質な脂質はメタボ改善におすすめです。

毎回おなじものでは飽きてしまうという場合は、これらの健康効果の高い食材を気分に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

腸内環境を整えることで有名なヨーグルトも、「食べればよい」というわけではありません。ぜひ食べ方や食べ合わせを工夫してみてください。

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