処理水、中国に科学的議論要求 内閣改造「何も決めず」 岸田首相

【ドーハ時事】岸田文雄首相は18日午後(日本時間同日夜)、訪問先のカタール・ドーハで内外記者会見を開いた。 【図解】処理水海洋放出施設のイメージ  東京電力福島第1原発で生じた処理水の海洋放出計画を批判する中国に対し、「科学的根拠に基づく議論を強く求めていく」と強調。9月中旬を軸に調整している内閣改造・自民党役員人事については「今の時点で何も決めていない」と述べるにとどめた。  16日からの中東3カ国歴訪の成果について、首相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持」する原則を各首脳と確認したと説明。今年後半の外交に関し、中国の習近平国家主席と「建設的で安定的な関係に向けて意見交換の場を作っていきたい」と意欲を示した。 

タイトルとURLをコピーしました