記録的不漁が続くサンマが8月19日朝、北海道東部の厚岸町で初水揚げされました。 競りでは1キロ2万8000円と、記録的高値となりました。 厚岸港では午前2時ごろ、太平洋の公海で漁をした小型サンマ漁船が1隻が戻り、約1750匹、152キロのサンマを水揚げしました。 午前7時30分から始まった初競りでは、1キロ2万8000円と2020年の1万1880円の倍以上の記録的高値となりました。 サンマを最高値で落札した棒丸合同水産 内海 睦人 社長:「これからサンマがおいしい時期になるので期待してほしい。きょうのサンマは刺身にするとおいしい」 サンマはさっそく漁協の直売店に並び、高いもので1匹3500円ほどの値段が付きました。 サンマは今後、札幌市などにも出荷されるということです。