利府町が消毒液配布 5月13日から全世帯に

新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液が不足しているのを受け、宮城県利府町は町内の全世帯に除菌力のある次亜塩素酸水を無償で配布する。
 次亜塩素酸水はアルコール消毒液では効果がないノロウイルスなどの除菌にも使用される。手指ではなく、ドアノブやテーブルに塗布して活用する。
 5月13日から1世帯当たり500ミリリットルを配る。密集を防ぐため、地区ごとに配布する日と場所を分ける。受け取りの際は、次亜塩素酸水を入れる容器と町が今月24日に全世帯に配布したチラシ「新型コロナウイルスに関する町からの情報(第5号)」を持参してもらう。
 町秘書政策室の村田晃班長は「大半の町民は消毒液を買えず困っている。配布によって少しでも町民の不安を和らげたい」と話した。

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