劇団四季は30日、仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で長期公演するミュージカル「美女と野獣」を10月25日に開幕すると発表した。一般向けチケットは8月1日に発売する。
美女と野獣は四季が米ディズニー社と提携して1995年11月から日本公演を始めた。東京、大阪など9都市で5100回以上上演し、入場者は479万人を超えた。
仙台では2008年10月~09年1月、同ホールで上演し、9万2700人を動員した。今回の公演は四季のほか宮城県、仙台市、仙台商工会議所、河北新報社が主催する。
市内のホテルであった製作発表会で、劇団四季の吉田智誉樹(ちよき)社長は「ディズニー社との提携が20周年の節目を迎え、美女と野獣は四季にとって代表 作の一つになった」と述べた。宮城県の若生正博副知事は「仙台では13年のキャッツ以来、2年ぶりの長期公演。多くの方に鑑賞していただきたい」と話し た。
料金はS席9800円(3歳以上小学6年以下5000円)、A席8000円(同4000円)、B席6000円、C席3000円。連絡先は劇団四季仙台オフィス022(716)1221。