加齢臭を防ぐための方法

「加齢臭(かれいしゅう)」とは、年齢を重ねるにつれて体から発生する独特の体臭のこと。これは男女関わらず発生するもので、臭いの強弱など個人差はあれど、避けることはできません。これはとてもナイーブな問題! 加齢臭が起こり始めたからといってコンプレックスに感じるのではなく、上手に防いで明るい生活を送りましょう。
【体臭を防ぐためには?】
現代では中高年男性の8割が加齢臭を気にしていると言われています。さっそく、加齢臭を防ぐための方法をご紹介します!
■ 細かい部分の洗い忘れを無くす!
体臭を防ぐには体を入念に洗うことが大切ですが、中でも盲点になりやすいのが足の付け根、脇、耳の裏などです。とくに耳の裏は若い人でも臭いが発生しやすい部分。夜の入浴時だけでなく、朝もタオルなどでさっと拭いてから出かけることをおすすめします。
■ 深酒をしない!
若いころは二日酔いになるほど飲んでも体臭につながるということはほとんどありませんが、中高年になると嫌な臭いとして全身に残ってしまいます。これは出勤前にシャワーを浴びても、なかなか取り除けるものではありません。少し悲しい事実ですが、中高年になった自覚をしてなるべく深酒をしないように自粛しましょう。
■ 規則正しい生活を送る
臭いの原因は皮膚の衰えと内臓の衰えにもあります。食べすぎ、不規則な食生活、夜更かしなど不規則な生活リズムは、内臓の衰えを進め、加齢臭の原因につながります。おろそかにしがちな部分として、食生活や生活リズムを整えることも大切です。
■ 口臭の原因になる歯周病・歯槽膿漏を予防!
人間は年をとるにつれて歯も弱くなり、歯と歯の間に隙間ができやすくなります。その隙間に入り込んでしまった汚れは、歯磨きだけではなかなか除去できずに口腔内に残り、口臭の大きな原因になるのです。歯に付着した歯垢や歯石を放置していると、口臭の原因につながる歯槽膿漏や歯周病になってしまう恐れもあります。会社で受ける健康診断には身体に関する検査はあっても、口腔内まで調べてくれるところはまだ少ないようです。歯が痛くなくても歯医者さんには定期的に通って、口腔内のメンテナンスをするように心がけましょう。
また、「規則正しい生活を送る」項目でもご紹介しましたが、内臓の衰えは体臭だけでなく口臭の原因にもなります。規則正しい生活は身体から出るあらゆる嫌な臭いを軽減するのです。

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