北国は冬の日光浴長めに、環境研 ビタミンDを体内で合成

国立環境研究所(茨城県つくば市)などの研究チームは26日、食事で足りないビタミンDを補うために必要な日光浴の時間と、日に当たり過ぎて皮膚に有害な影響を及ぼす時間を札幌市、つくば市、那覇市の3市で算出し発表した。
 12月の晴れた正午ごろに顔と両手を露出した場合、札幌市では2時間19分と長い日光浴が必要。つくば市では41分、那覇市では14分で足りるとの結果になった。不足分はサプリメントでも補えるとしている。
 各市とも必要時間の2~3倍になると、皮膚がんや白内障の危険が増す。夏はビタミンDが数分間でできるため、紫外線を防ぐ工夫の方が重要になるという。

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