北海道の「やきそば弁当」、新幹線並みに超進化 3分→1分に時短達成

北海道で多くの支持を集めているカップ入り即席麺「やきそば弁当」。そんな人気商品が 3月の北海道新幹線開業に合わせて「進化」していたことが、ネット上で話題になりました。従来品のお湯でもどす時間が3分なのに対し、1分に大幅短縮。商 品名も「エクスプレス」となり、パッケージも北海道新幹線をイメージさせる仕上がりです。販売元である「マルちゃん」こと東洋水産に、商品の狙いを聞きま した。

【写真】これが噂の「中華スープ」。実際に1分で作った様子を画像で紹介。時短の秘訣である麺・かやくも

やきそば弁当とは

カップ焼きそばといえば、関東では「ペヤング」、関西は「U.F.O.」、そして北海道では「やきそば弁当」の人気が高いとされています。

やきそば弁当が発売されたのは1975年。もともとは本州向けでしたが、翌年に北海道向けに麺やソースを若干変更して中華スープを付けて販売したところ好評に。現在では北海道限定の商品として販売されています。

最大の特徴は、この中華スープです。カップ焼きそばは、お湯で麺をもどした後に「湯切り」をする必要があります。この捨てるお湯を使ってスープをつくるという一石二鳥な仕組みです。

ちなみに中華スープをつけた理由は「寒さの厳しい北海道で需要が落ちないように」との思いからだったそうです。

やっぱり新幹線を意識?

そんなやきそば弁当の新商品が「やきそば弁当 エクスプレス」です。北海道新幹線の開業に先だって2月1日に発売。従来品のお湯で戻す時間が3分のところを1分に短縮。パッケージには北海道新幹線の車両をイメージさせる色や、列車のシルエットが描かれています。

開業翌日、ツイッターにこの商品に関するつぶやきが投稿されると、「加速度的に高速化してゆく焼きそば弁当」「これ特急で食べないとすぐ伸びる?」などと話題になりました。

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