2016年3月に開業予定の北海道新幹線で新駅のできる北海道木古内町が14日から、仙台市内でPRキャンペーンを展開する。「キーコのともだちづくり」と題し、町のゆるキャラ「キーコ」と町職員1人が市中心部を巡り市民と交流。新駅開業をアピールして仙台からの誘客と町の知名度アップを狙う。8月10日まで。
キャンペーンでは、キーコが仙台市内の六つの保育園やJR仙台駅、勾当台公園などで新駅開業をPRするうちわやチラシを配布する。
8月3日は仙台すずめ踊り、同8日には仙台七夕まつりにも参加。各訪問地で友達になった市民と一緒に記念撮影し、交流サイト「フェイスブック」のキーコのページに写真を掲載して町の認知度を上げる。
木古内町の人口は5月末現在で4720人で、10年前と比べ約1500人減少している。キャンペーンを通じて町内に足を運んでもらい、交流人口を増やして町の活性化につなげる。
同町まちづくり新幹線課の畑中正実主事(39)は「多くの人にキーコと友達になってもらい、木古内町に関心を持ってほしい」と話している。