南三陸の味、ドライブスルーで 水産加工品、旬の野菜など20品詰め合わせ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、宮城県南三陸町の若手経営者らでつくる「南三陸ドライブスルー企画委員会」は8日から町内で、南三陸の食材の詰め合わせをドライブスルー方式で販売する。
 町内の水産加工会社や南三陸さんさん商店街にある「さんさんマルシェ」など15社が参画。「南三陸BOX」(1箱5000円)と銘打ち、焼き魚やかまぼこなどの水産加工品、旬の野菜や果物、肉や菓子など約20品を詰め合わせた。
 代金は車内の窓から受け取り、商品はスタッフが車に積み込むため、買い物時の接触減にもつながる。企画委員会代表で及善商店専務の及川善弥さん(39)は「新型コロナの影響は商店や生産者にも及んでいる。会社の垣根を越えて地元の人たちに喜んでもらえる商品を作り、苦境を乗り越えたい」と話す。
 販売は先着順で、8日は50セットを用意。ドライブスルーは同町入谷の及善商店入谷工場の敷地内で、午前9時から10時半まで。5月は15、22、29日も実施する。

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