ローソンが20日から発売する宮城県南三陸町産のブランドギンザケ「銀乃すけ」を使ったおにぎりの試食会が19日、南三陸町役場であった。
佐藤仁町長らが大振りの切り身が入ったおにぎりを試食。「具材が大きくていい」「しっとりしておいしい」と好評だった。「銀乃すけ」を扱う同町の水産加工業高橋正宜社長(51)は「ギンザケの知名度を上げるいい機会になる」と期待を込めた。
おにぎりは、ローソンが東日本大震災からの復興を目指す同町のギンザケを支援するため企画した。東北6県の833店舗で発売、2カ月で15万個の販売を目指す。
東北ローソン支社の村瀬達也支社長は「多くの人におにぎりを食べてもらうことで復興のお手伝いをしたい」と話した。
同町志津川の店舗には先行しておにぎりが並べられ、県の観光キャラクターむすび丸がPRをした。