大手不動産開発各社が都心の“好立地”で、分譲マンションの販売を相次いで始める。NTT都市開発は6日、東京メトロ千代田線「湯島」駅から徒歩6分に立地するマンション(全78戸)の販売を1月下旬に始め、三菱地所レジデンスもJR山手線「大崎」駅から徒歩5分の物件(全84戸)を8日から売り出す。引き合いが強い都心の一等地の物件だけに“即完売”となる可能性が高そうだ。
NTT都市開発の物件は「ウェリス上野池之端」で、地上14階建て。湯島駅のほか、JR「上野駅」まで徒歩圏の立地が特徴。間取りは2LDK、3LDKで販売価格は4200万円からとなっている。
一方、三菱地所レジデンスが売り出すマンションは「ザ・パークハウス大崎」で、大崎駅西口地区の再開発エリアを抜けた閑静な丘の上に立地する。住宅面積は57・73~94・14平方メートル。価格は4000万台~9000万円台となる見込み。