厚さ7.7ミリ ドコモが世界最薄スマホ発表

NTTドコモは24日、春商戦に投入するスマートフォン(高機能携帯電話)の新モデル3機種を発表した。今月15日から下旬にかけて順次発売する。
 ドコモは今年度に約250万台、11年度に600万台前後のスマートフォン販売を見込んでいる。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を擁して優位に立つソフトバンクモバイルへの対抗姿勢を強める。
 新モデルは、厚さ7.7ミリと世界最薄で、重さ105グラムと軽量化を実現し、おサイフケータイやワンセグも搭載した「MEDIAS(メディアス)N-04C」(NEC製、3月15日発売)▽昨年4月にドコモから発売してヒットした「Xperia(エクスペリア)」の新型機種で厚さ8.7ミリと薄型の「Xperia arc(エクスペリア・アーク)SO-01C」(英ソニー・エリクソン製、3月24日発売)▽大きさ8.9インチの高精細な液晶画面を備えたタブレット端末「Optimus Pad(オプティマス・パッド)L-06C」(韓国LG製、3月下旬発売)。いずれも、米グーグルの基本ソフト「Android(アンドロイド)」を搭載している。
 東京都内で開かれた新モデル発表会で、ドコモの山田隆持社長は「スマートフォンへの需要は高まっており、今回の3機種を加えた充実したラインアップと新サービスで、利用者のニーズに応えたい」と強調した。

タイトルとURLをコピーしました