厚労省、英アストラゼネカ社と正式契約 年明けから6000万人分のワクチン供給へ

厚生労働省は、イギリスの製薬会社「アストラゼネカ社」と正式に新型コロナワクチン6000万人分の供給を受ける契約を結んだと発表した。 【映像】英・ワクチン 2人がアレルギー反応  厚労省によると、アストラゼネカ社が新型コロナワクチンの開発に成功した場合、年明けから国内に6000万人分が供給されるという。このうち1500万人分が3月までに供給される。アストラゼネカ社のワクチンは1人あたり2回の接種となる予定だ。  厚労省はすでにアメリカの「モデルナ社」と契約をしているほか、「ファイザー社」とも合意している。2社のワクチンは専用の冷凍庫が必要だが、アストラゼネカ社のワクチンは冷蔵庫で保管できる。  ワクチンの接種は高齢者や基礎疾患がある人などから優先して始まる予定で、市町村から送られてくるクーポンで事前に予約し、接種できるようになる見通しだ。 (ANNニュース)

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