可夢偉が来季F1復帰示唆「裏ではしっかり動いています」

「F1日本GP」(11日開幕、鈴鹿サーキット)
 F1の今季第15戦・日本GPの開幕を翌日に控えた10日、今季F1を“浪人中”の小林可夢偉(27)がサーキット内で記者会見し、2014年のF1復帰を示唆した。
 久々に明るい可夢偉が帰ってきた。フェラーリのブースでの会見。注目の復帰計画の進展状況について聞かれると「順調です。詳しいことは言いませんが、裏ではしっかり動いています。サムライや忍者は自分がここにいますなんて言わないじゃないですか」と、独特の言い回しで明るい見通しを口にした。
 F1には09年にデビューし、12年までザウバーで活躍。目標の「戦えるチーム」のシートを獲得できなかった今年はスクーデリア・フェラーリと契約して、世界耐久選手権(WEC)に参戦した。「今年はF1の世界はお休みでした。でも、一歩下がってみて、すごくいい経験ができ、新しい引き出しが増えた。来年F1に戻れば強い自分で戻っていける」と、この1年が無駄ではなかったと強調した。

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