台湾教育省所管の日本台湾教育センター(東京)は6月24日、台湾留学フェアを仙台市青葉区花京院のソララガーデンで開く。首都圏以外での開催は初めて。同センターは「東北と台湾の学生や教員の交流促進を図りたい」と期待する。
将来、台湾の大学への入学を希望する仙台市内の高校1、2年生や国内の大学の留学希望者、学校間交流を検討する大学関係者らが対象。台湾からは国立台湾大や淡江大など計23校の関係者が出席し、大学の特色や奨学金の申し込み方法などを説明する。
仙台開催に関し、同センターの郭艶娜所長は「宮城県と台湾は以前から交流が盛んだった」と話す。フェアを足掛かりに台湾の教員が来仙する機会を増やし、友好関係の裾野を広げていく考え。
日本から台湾への留学生は年間2万~2万5000人。中国語の習得を目標に留学する日本人が増えているという。
説明会は午後5時半~7時半。参加無料。要予約。連絡先は仙台説明会の協力オフィス「インターサポート」022(214)6115。