牛丼チェーンの「吉野家」は12日、期間限定メニューとして昨春販売した親子丼について、今春は販売を見送ると発表した。鳥インフルエンザ拡大による鶏卵の供給不足のため。代わりに鶏肉とネギを使った「焦がしねぎ焼き鳥丼」を17日午前11時から販売する。
親子丼は昨年4月に取り扱いを始め、約2カ月半で400万食を売り上げた人気商品だった。吉野家の担当者は「本来なら親子丼を提供したかったが、卵の供給不足で他の商品にせざるを得なかった」と話した。
「焦がしねぎ焼き鳥丼」は「並盛」が547円。7月中旬までの期間限定商品となる。