周期的に「ゆっくり滑り」 東日本沖、地震も連動か

北海道から東北、関東地方の沖合で、プレート(岩板)の境界面がゆっくりと滑るように動く現象が1~6年周期で起きているとする研究結果を、東北大や海洋研究開発機構のチームが29日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。

地震動を伴わないゆっくり滑りは「スロースリップ」とも呼ばれる。2011年に東日本大震災を起こした東北地方 太平洋沖地震を含め、スロースリップが活発になった時期にマグニチュード(M)5以上の地震が起きる傾向があることも確認。巨大地震の発生時期を推定する ための手がかりの一つになる可能性があるとチームはみている。

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