商店街が丸ごと博物館 甲冑など骨董品を一斉展示 登米

商店街を一つの博物館に見立て、地域の商店に残る骨董(こっとう)品などを一斉に展示する「とよま町中ミュージアム」(みやぎ北上商工会主催)が、宮城県登米市登米町の三日町、九日町の両商店街で開かれている。6日まで。
 商店主が収集した甲冑(かっちゅう)や昭和初期に作られた扇風機、手動の活版印刷機など計約50点を、22商店の店先や蔵に展示。期間中は参加店舗のうち5軒でスタンプを押すと、特製の手ぬぐいがもらえるスタンプラリーを行っている。
 地区には、江戸時代の武家屋敷や明治時代に創業した店舗などが今も多く残る。みやぎ北上商工会登米支部運営委員の菊地清幸さん(53)は「それぞれの店自体に個性があり、展示品は貴重なものばかり。独特な町並みやレトロな雰囲気を楽しんでほしい」と話す。
 連絡先は同支部0220(52)2259。

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