喜久水庵のスイーツや「HACHI」の洋食 宮城の味をパンに 山崎製パン仙台工場が相次ぎ商品企画

山崎製パン仙台工場(宮城県柴田町)が、宮城県内企業と連携した新商品を相次いで企画している。お茶の井ケ田(仙台市)が運営する喜久水庵が監修したロールケーキを1日に発売。仙台、宮城県名取両市で展開する人気洋食店「HACHI(ハチ)」の味を再現した総菜パンも14日に売り出す。

 喜久水庵が監修した「あん&抹茶クリームロール」(税抜き参考価格170円)は、もちもちとした食感の生地と、なめらかで風味豊かな抹茶クリームが特長。クリームは試作を重ね、完成まで約8か月を要した。

 ハチは山崎製パンの人気商品ランチパックの「ハンバーグ&ナポリタン」(同198円)を監修した。同店の伝統の味をイメージし、トマトの酸味を生かしたナポリタンと、デミグラス風味のハンバーグを2枚サンド。ボリュームある商品に仕上げた。

 いずれも東北各地のスーパー、コンビニエンスストアなどで購入できる。仙台工場の担当者は「多くの人に商品を手に取ってもらい、監修を担当した飲食店にも足を運んでもらえればうれしい」と話した。

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