固定電話、30代以下は「不要」が主流派に

 ライフメディアのリサーチバンクは20日、「固定電話」に関する調査結果を発表した。調査期間は8月6日~8日で、20歳以上の全国男女1500人から有効回答を得た。
 まず「自宅の固定電話の導入」について尋ねたところ、81.2%が何らかの固定電話を導入していた。20代では固定電話の導入は58%程度だが、60歳以上の98%は固定電話を導入していた。「固定電話を導入している理由」では、「通話のため」が73.6%でもっとも多く、「FAX利用のため」「インターネット回線利用のため」がそれぞれ約31%で続いた。
 次に、「インターネット電話(LINEやSkypeなど)」を使っているか尋ねたところ、34.3%が「使っている」と回答。こちらは固定電話と反対に、年代が高い層の利用率が低く、年代が低い層の利用率が高い。具体的なサービスとしては、「LINE」74.1%、「Skype」37.2%がとくに高く、他のインターネット電話は10%未満の利用だった。
 「固定電話を必要と思うか」を尋ねたところ、43.4%が「必要と思う」と回答し、「不要と思う」30.6%を上回った。とくに、年代別で見ると、20代と30代では、固定電話を「不要と思う」人が4割以上となっており、「必要と思う」を大きく上回り主流派となっている。

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