2015年3月27日発表
普通・小型自動車のベスト10と軽自動車のベスト10(写真:紫の文字はハイブリッド車、茶色がディーゼル)
国土交通省は3月27日、毎年公表している「燃費の良い乗用車ベスト10」を発表。2014年末時点で販売されている自動車のうち、最も燃費(JC08モード燃費値)の良い乗用車は、普通・小型自動車ではトヨタ「アクア」、軽自動車ではスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」だった。
普通・小型自動車のベスト10では、1位は37.0km/Lのトヨタ「アクア」、2位は36.4km/Lのホンダ「フィット」、3位は34.4km/Lのホンダ「グレイス」、4位が33.0km/Lのトヨタ「カローラ アクシオ」と「カローラ フィールダー」が並ぶ、6位が32.6km/Lのトヨタ「プリウス」、7位が30.8km/Lのマツダ「アクセラ」、8位が30.4km/Lのレクサス「CT200h」、9位が30.0km/Lのホンダ「アコード ハイブリッド」とマツダ「デミオ」が並んだ。ベスト10のうちデミオ以外はハイブリッドモデル、非ハイブリッドはディーゼルモデルのデミオがベスト10入りした。
軽自動車のベスト10では、1位が37.0km/Lのスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」の2台、3位が35.2km/Lのスバル「プレオプラス」とダイハツ「ミライース」とトヨタ「ピクシス エポック」の3台が並び、6位も32.4km/Lのスズキ「ワゴンR」とマツダ「フレア」の2台、8位が31.0km/Lのダイハツ「ムーヴ」、9位は30.0km/Lのスズキ「MRワゴン」、日産「モコ」、日産「デイズ」、三菱「eK」の4台が並んだ。
また、燃費基準の超過達成状況で比較した「平成27年度燃費基準達成・向上達成レベル」で最も成績の良い乗用車は、普通・小型自動車ではホンダの「アコードハイブリッド」、軽自動車ではスズキ「アルト」及びマツダ「キャロル」だった。
重量別に定められている燃費基準に対して超過達成状況で向上率が良いモデル
ハイブリッド車を除いた順位
ガソリン乗用車の平均燃費の推移