国内初の人工サーフィン施設 神戸に27日オープン

国内初の人工サーフィン施設「KOBE−REYES(コウベレイーズ)」が27日、神戸市北区、みのたにグリーンスポーツホテルの敷地内にオープンする。 スノーボードの練習施設を展開する「レスポンスエンジニア」(同市同区)が、独自に造波装置を開発し運営にあたる。今年は10月末までの営業予定。

同社は、約2億5千万円(主に材料費)を投じ、2015年8月に工事を始めた。縦120メートル、横60メートルの屋外プールに、波を発生させる装置を設けた。

今年は初心者を対象に、高さ約50センチの波を水面に起こし、約10秒間の波乗りが体験できるようにした。17年からは、設備を充実させ、上級者も楽しめる高さ約1・8メートルの波をつくりだす計画。

同社の押部宣広(たかひろ)社長(44)は「中央から左右に崩れる理想の自然波の形に近づけた。気軽にサーフィンを始めるきっかけにしてほしい」と話している。

午前10時〜午後10時。対象は10歳以上。2時間3200円(簡易保険料込み)。ソフトボードとウエットスーツの貸出あり(有料)。無休。コウベレイーズTEL078・595・7081

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