国内景気「拡大」とみる企業急増、カギは個人消費 主要100社調査

■全国主要100社景気アンケート

 企業はいまの景気をどう見ているのか。全国の主要100社を対象にした朝日新聞のアンケートで、いまの国内景気について「拡大」「緩やかに拡大」とみる企業は計76社にのぼり、昨年11月の前回調査から30社増えた。新型コロナが5類に移行したことなどから経済活動の再開が進み、個人消費が上向いているとの見方が強い。

 調査は7月3~14日に行った。

 国内景気が「緩やかに拡大」との回答は75社、「拡大」は1社だった。「足踏み状態」とみる企業は22社で、前回の46社から半減。「緩やかに後退」は1社だった。

 判断理由を二つまで示してもらうと、最多の71社が「個人消費」と答えた。今後3カ月の個人消費の見通しは、74社が「緩やかに回復」とし、前回の44社から大きく増えた。

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