国分町「オーシャンファターレ」運営 仙台のティー・エフコーポレーションが自己破産 負債約7億円

仙台市の飲食店経営「ティー・エフコーポレーション」は28日、仙台地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。代理人弁護士によると、負債総額は約7億円。

 帝国データバンク仙台支店によると、同社は2001年創業。青葉区国分町のシーフードレストランバー「オーシャンファターレ」、エスパル仙台東館の「エスパルマドール マリスケリア」など約8店を運営し、19年12月期の売上高は約7億3700万円だった。

 新型コロナウイルスの影響で客足が落ち込み、22年12月期は売上高が約3億円に減少。コロナ対策の実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)を活用し、店舗も減らしたが、資金繰りが限界に達して事業継続を断念した。

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