仙台市青葉区国分町2丁目のホストクラブ「ノーブル」の女性客を風俗店に紹介したとして、職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われたノーブル経営会社役員常盤瞬被告(36)=仙台市太白区東大野田=の判決で、仙台地裁は11日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
須田雄一裁判長は、知人が経営する性風俗店と女性客の面接を共犯者に指示するなど「重要な役割を果たした」と指摘。「公衆道徳上の有害性は大きい」と非難した。反省しているなどとして執行猶予とした。
判決によると、ノーブルの元店長らと共謀し昨年9、10月、客の20代と30代の女性2人を青葉区のデリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)2店にそれぞれ紹介した。