国立天文台、2014年の初日の出や天文現象の情報を掲載

国立天文台ホームページにて、2014年のほしぞら情報が公開されている。2014年の各地の初日の出情報や、天文現象の展望、月間の天文情報などを掲載。初日の出の情報は、47都道府県の初日の出時刻と方位角を紹介している。
 初日の出情報では、国内の初日の出時刻のランキングも掲載。日本の領土でもっとも早いのは南鳥島(5時27分)、北海道・本州・四国・九州でもっとも早いのは富士山頂(6時42分)、平地では千葉県の犬吠崎(6時46分)だ。東京の初日の出時刻は6時51分となっている。天文情報センターの暦計算室のサイトでは、より詳しい場所での情報を調べることができる。
 初日の出を見に行く際に便利なのが、観光情報を提供しているサイトだ。MAPPLE(まっぷる)の「初日の出ベストスポット2014」では、各県の初日の出が臨める場所を紹介。るるぶの「年末年始おでかけスポット」では、初日の出とあわせて、除夜の鐘と初詣の情報も掲載している。東京タワーや海もいいが、筑波山のケーブルカー・ロープウェイ、海ほたるPAなど少し変わった場所で初日の出を見るのもおもしろそうだ。
 このほか、2014年に注目したい天文現象として、10月8日に日本全国で観察できる皆既月食がある。また、その翌日が10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)の極大日にあたるため、月食観察中に流星を見ることができるかもしれないという。

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