国際特許出願、パナソニックが首位奪還 中国企業抜く

世界知的所有権機関(WIPO、本部ジュネーブ)は13日、特許協力条約(PCT)に基づく2013年の国際特許出願数(速報値)を発表した。企業別ではパナソニックが2881件を出願し、前年首位だった中国の通信大手「中興通訊」を抜いて、3年ぶりに首位に返り咲いた。
 日本企業でトップ10入りは、シャープ6位、トヨタ自動車8位。2位の中興通訊は前年より1597件減って2309件。3位は中国の情報技術大手「華為技術」。
 出願数全体は20万5300件で前年より5・1%増え、過去最高となった。国別順位で1位の米国が前年より10・8%増えて、数字を押し上げた。2位は0・6%増の日本、3位は15・6%増の中国、4位は4・5%減のドイツ。

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