圏外でもスマホで通信できる仕組みを開発。災害時などの活用にも期待ー東北大学

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圏外でもスマホで通信できる仕組みを開発。災害時などの活用にも期待ー東北大学
TABROID
2013年07月29日22時40分
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Wi-Fiの新たな活用法かもしれません 
災害時、あるいはイベントなどで急激にアクセスが集中するような場面で携帯電話の電波がつながらない…そんな状況を解決するかもしれない技術を東北大学が発表しました。
それが『スマホdeリレー』、スマホに搭載されたWi-Fi機能でバケツリレー式にメール等のデータを送受信する仕組みとなっているようです。
 
上の動画は15分ほどあるため視聴にはまとまった時間が必要ながら、スマホ de リレーの生い立ちや仕組みを理解するには非常にわかりやすい動画です。
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動画の冒頭にも触れられていますが、着想の根幹には東日本大震災での体験がある模様。東北大学のキャンパスは仙台に立地しているんですね。
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リレー通信の端末にしてWi-Fiを用いたデータ伝送経路ともなるスマホは、隣接するスマホとの間の距離を最大で70メートルほど空けることが可能。それらが数珠つなぎになっていくことで、さらに長距離の通信ができるようになるわけですね。
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自動的に最適な経路を選択してデータを送信することができる仕組みも備えているようです。
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2013年2月には30台のスマホ端末を用いて、2.5kmに及ぶメールリレーに成功したのだそう。実用化されたら都市部などでは心強いバックアップ通信網となりうるかもしれません。
ちなみに7月30日、31日に開催されるオープンキャンパスでは、このスマホ de リレーと通信基地局を搭載した無人飛行機、さらに超高速インターネット衛星『きぼう』のコラボによるメール送信実験に参加できるということですよ。

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