在宅ワーカー向け折りたたみデスク発売で「カウネット」トレンド入り 模型製作用、子供用としても注目集める

文具・オフィス家具メーカー大手のコクヨ通販会社カウネットが、在宅ワーカー向けの折りたたみ式のデスクを発売したところ、16日昼頃の検索トレンド上位に「カウネット」がランクインし、ネットで話題となっている。

 「リビングワークデスク」は、折りたたんでコンパクトに収納できるデスク。同社の調査で、在宅勤務を実施している社員の約8割がダイニングテーブルの上などで仕事をしていること、うち7割がその理由を「仕事用のデスクを置く場所がないから」と回答したことを受けて開発された。机上には、取り外し可能な大小6つのポケットが付いており、文具や各種ケーブルなど仕事でよく使うアイテムを収納できるのも特徴。サイズは、幅80センチ×奥行45センチ×高さ92センチ(デスク高さ:72センチ、パネル高さ:20センチ)、重さは9.54キロで、天板の耐荷重は約20キロ。価格は税別7980円。

 15日に発表され、一部ネットメディアでも紹介されると、じわじわと拡散。16日昼頃にはYahoo!の検索トレンド上位に「カウネット」がランクインするなど、一気に関心を集めた。

 ツイッターでは「え、めちゃくちゃいいなこれ」「何処でも使えて良い 折り畳んで収納出来るのも素晴らしい」「使う時だけ出すようにしたら、スペース広く使えていい」「今日は窓の前で~とか好きな場所で作業出来る」「台所において臨時の机にも使えそうだな」「欲しい!←作業場2畳しか無い人」と、メーカーの想定したとおりのニーズで反響が相次いだ。

 「すごい欲しい」「割と真剣に欲しい」「地味に欲しい」「ちょっと心が揺れた」とポチりそうになるユーザーも続出している。時宜を捉えた機能性に加え、「でもお高いんでしょう…?と思いきや、案外『コレなら欲しいかもしれない!』と思えるお値段」「思ったより安いな」「価格もがんばってる」と1万円を大きく割る手頃さが響いているようだ。

 テレワーク用途だけでなく、「バイクの整備とかにも良さげ 使い終わったらすぐ屋内にしまえそうだし」「趣味の作業デスクとしてもよさげ、外で作業するときに車で持っていけるサイズなんじゃないですかね」「(コミックマーケット等の)即売会の設営机もこれがいい」など、余暇や趣味の作業の中で活用したいという書き込みが少なくない。特に「(模型)ビルダーにも良さそう」「ガンプラ製作用デスクとかに良さげな感じがする」「エアブラシ塗装の時のサイドテーブルとして使えそう」など、模型製作を楽しむ人からの反応が目立つ。どうも机上のポケットがツボにはまっているようで「工具とかマーカーもポケットに入れておけるし」「ニッパー置き付いてるの偉い!」「これのポケットの部分だけほしい」などのつぶやきが散見された。

また、「子どもの勉強机に良いのでは?」「自分用としても良し、子どもが小学生になったあとの学習スペースとしても良し」「娘のリビング学習、旦那のリモート日用と用途によって場所変えたりできる」「賃貸の我が家、子供3人、学習机は置くスペースがないんです。ポケットごと折り畳めるって、なんて画期的!」と、子供の机と兼用にしたいというコメントも意外に多い。ただ、天板の高さなどは大人の体格に適した仕様なので、「子供サイズで欲しい…」とのリクエストも寄せられていた。

 要の折りたたみ機能自体についてのネガティブな受け止めは見られないものの、「使い終わった後畳むかなぁ」「完全に仕舞わない未来しか見えない…笑」「一度広げた机は二度と畳まれない」「こういう折りたたみ系の商品をきちんと使えたためしがない。結局いつも出しっぱなし」など、ユーザー側の問題として、いざ使ってみると出しっぱなしになりがちという傾向も見受けられた。

 このほか、「20kgまで大丈夫ならミシン置けそう」など、コンパクトなわりに対荷重の多さを評価するコメントや、「一見良さそうだが天板奥行が45センチしかないのは小さい。仕事はやりにくい」と、作業内容によってはサイズが合わなそうだとの見立てもあった。

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