地上54階建て、日本一の超高層住宅ビル建設へ

森ビルは、東京都港区の虎ノ門エリアに地上54階建ての超高層住宅ビル「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(仮称)」を建設する。

高さは約220メートルで、住宅棟としては日本一の高さとなる。3月にも着工し、完成は2020年4月の予定だ。

このビルは、14年に完成した複合ビル「虎ノ門ヒルズ森タワー」に隣接し、約550戸のうち、約160戸は家具などを備え付けた短中期滞在の外国人ビジネスマンなどを対象にした住宅として整備する。また、低層階には子育て支援施設やレストラン、スパなども設ける。

虎ノ門エリアではこのほか、2月に地上36階建てのオフィスビルも着工し、19年12月に完成する予定だ。森ビルは同エリアで、国際的な一大ビジネス拠点の整備を進めており、辻慎吾社長は「虎ノ門エリアの価値を2倍、3倍に高めていきたい」と話している。

タイトルとURLをコピーしました